中国人観光客の増加で潤う韓国小売業―韓国紙

Record China    2012年2月1日(水) 10時12分

拡大

30日、韓国では旧正月連休中、ソウルや済州島の免税店やブランド店に多くの中国人観光客が訪れ、大幅な売り上げ増で潤った。写真はソウル。

(1 / 6 枚)

2012年1月30日、韓国では同22〜29日の春節(旧正月)連休中、ソウルや済州島の免税店やブランド店に多くの中国人観光客が訪れ、大幅な売り上げ増で潤った。環球時報(電子版)が伝えた。

その他の写真

韓国紙・中央日報によると、春節連休も終わりに近い同27日、ソウル最大の繁華街・明洞(ミョンドン)には、中国語で「歓迎光臨(いらっしゃいませ)」と呼び掛ける声が響いた。周辺の化粧品や衣料品店には中国語の看板が掲げられ、通りには買い物袋を下げた中国人観光客が行き交う。

今年の春節連休8日間で、韓国を訪れた中国人観光客は約4万5000人。有名デパート・新羅百貨店ソウル店の売上高は前年同期の3.7倍、済州島店は3.3倍以上に急増した。同じく大手のロッテ百貨店、現代百貨店は中国のクレジットカード大手・銀聯カードの利用額が2倍以上に増加。新世界百貨店を訪れた中国人客は普段の3倍に急増し、外国人売上高の9割を占めた。

韓国の旅行会社によると、中国人観光客は水原(スウォン)や坡州(パジュ)などの首都郊外に泊まり、ソウルのブランド店などに直行してショッピングするのが特徴。明洞などの小規模店への恩恵は少なかったとの声もある。しかし、韓国小売業全体が中国人客増加で潤ったことは確かだ。済州島のあるスーパーマーケットでは、韓国土産の定番の海苔が前年の10倍近く売れたという。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携