Record China 2012年1月31日(火) 14時53分
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29日、中国のブロガー・鄭和朋氏は、「中国よ、なぜ包丁を恐れるのか」と題する記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は中国の鍛冶屋。
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2012年1月29日、中国のブロガー・鄭和朋(ジョン・ホーポン)氏は、「中国よ、なぜ包丁を恐れるのか」と題する記事を中国のブログサイト・博客日報に掲載した。以下はその概要。
【その他の写真】
北京に住む女性が引っ越しの際、新しい包丁を買いに行ったところ、身分証の提示を求められたという。女性はあいにく持っておらず買えなかった。包丁購入にも実名制が導入されたわけだ。
われわれはだれでも、包丁2本だけを持って革命運動に参加した賀龍(ホー・ロン)にまつわる逸話を知っている。こんな冗談を言う人もいる。「もしあのころ包丁販売に実名制があったら、革命は起きなかっただろうね」。うまいことを言うものだと思ったが、賀龍が今生きていたら、包丁を買うのに身分証がいると聞いてなんと言うだろう?
為政者に言わせれば、実名制は社会の安定を図る一つの手段なのだろう。しかし同時に自信のなさも示すものだ。歴史ある文明国として、包丁1本を恐れるなんて悲しいこと。民心を変えるには統治方法を変えるべきで、包丁購入の実名制など何も変えられない。
中国よ、なぜ包丁1本を恐れるのか。まさか社会の不安定要素が拡大している原因を、包丁購入に実名制がないからだと思っているのではあるまい。国民はみな文明的で自由な生活を望んでいる。包丁はただの生活用品だ。買うのに名前を名乗る必要があるなんて、余計なお世話。実名制導入はいずれ笑い話になるだろう。(翻訳・編集/AA)
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