中国初の少数民族生物標本バンク、雲南省で建設へ

人民網日本語版    2018年3月20日(火) 7時40分

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雲南省科学技術院が発表した情報によると、中国初の少数民族生物標本バンクが、舜喜再生医学雲南省幹細胞バンクで建設されることになった。

雲南省科学技術院が発表した情報によると、中国初の少数民族生物標本バンクが、舜喜再生医学雲南省幹細胞バンクで建設されることになった。科技日報が伝えた。

雲南省には漢族以外に人口5000人以上の規模の25の少数民族が暮らしている。各民族の分布は大きなコロニーに幾つかの民族が雑居したり、小規模なコロニーを形成して暮らすという特徴をもっている。各民族の地域差、独特な暮らしぶりと民族文化は、民族の多様性を形成している。各少数民族のうち最も得難いのは遺伝的隔離群で、これは人類の集団遺伝、医学遺伝、生物的特徴を研究する上で貴重な資源となる。

プロジェクト責任者の楊静逸氏は、「人口の少ない民族の幹細胞の生物的特徴を把握し、少数民族幹細胞資源の幹細胞応用における長所を発揮する。まず少数民族の妊婦がかかりやすい疾患などのプロジェクト、少数民族の幹細胞科学・研究などを展開し、重大疾患及び地域的な疾患の診療を補助する」と話した。(編集YF)

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