2012年1月26日、新浪科技によれば、電子デバイスEMS世界最大手の台湾企業・フォックスコン（Foxconn）の関係者が、iPhone5の量産を間もなく開始することを明らかにした。アップル社製品を中心とした電子デバイスの情報ブログ「9to5 Mac」が伝えた。

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フォックスコンの内部関係者によると、すでに複数のサンプル製品をアップル社へ提出したという。最終的にどれが採用されるかはまだ不明だが、すべてのサンプル製品に共通しているのは、4インチ液晶ディスプレイ(韓国LG電子製含む)、ティアドロップ型のデザインではない、厚みや長さ、幅などはシンメトリックとなっており、iPhone4やiPhone4Sとは異なるデザインだとされる。

また、同じく電子デバイスの情報ブログ「iLounge」は、iPhone5は夏に行われるアップル社主催のデベロッパー向けイベント「WWDC」（世界開発者会議）で発表されると予測している。こうした情報を受け、アップル社株が値上がりを見せている。

また、アップル社のティム・クックCEOは24日、財務報告の電話会議上でiPhone4Sの中国における販売ペースが予想を大幅に超えていることを受け、「中国市場の消費力を過小評価していた」と語った。

中国では2011年第3季までに560万台のiPhoneを販売。今月13日に発売されたiPhone4Sは、店頭で混乱が発生するなどにより、一時販売を見合わせる事態となったことから、アップルは中国市場をこれまで以上に重視するとみられる。（翻訳・編集/岡田）