チャイルドシート普及率、中国は1%未満―年間1万人以上の子供が交通事故で死亡

配信日時:2012年1月27日(金) 7時45分
チャイルドシート普及率、中国は1%未満―年間1万人以上の子供が交通事故で死亡
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26日、中国のチャイルドシート普及率が、わずか1%にも満たないことが、このほど中国経済網の番組「幸福生活家」で明らかになった。写真は中国のチャイルドシートメーカー「宝貝第一(Baby-first)」の製品。
2012年1月26日、中国のチャイルドシート普及率がわずか1%にも満たないことが、このほど中国経済網の番組「幸福生活家」で明らかになった。中国の各メディアが伝えた。

番組で対談した中国自動車技術研究センター模擬衝突室の張暁龍主任は、「中国の自動車販売台数は急速に増加しており、マイカー保有台数は8000万台にまで膨れ上がっている。一方でチャイルドシートは、普及率が1%なら販売数は80万個になるはずだが、国内に80万個も出回っていない」と指摘。「どんなに楽観的に見積もっても、現在の普及率は1%にも満たない」とため息をついた。

さらに「欧米では法律で着用が義務づけられていることもあり、多くの国で使用率は90%を超えている」と述べ、中国では年間1万人以上の子供が交通事故で死亡しているが、両親の意識不足のためかチャイルドシートの普及が一向に進まないと訴えた。

また、チャイルドシート「宝貝第一(Baby-first)」を製造する英孚嬰童用品有限公司の徐立宏総裁は、「11年前からチャイルドシートの製造に携わってきたが、中国市場での普及は大変難しいのが現状だ」と語る。しかし、2011年12月末にチャイルドシートの品質安全に関する国家強制基準が発表されたことは大きな第一歩だとし、中国の子供たちのため今後もチャイルドシートの普及に全力を注ぐと約束した。(翻訳・編集/JX)
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