電光石火の時速350キロ、中国の最新高速鉄道が運行開始へ―中国メディア

人民網日本語版    2018年3月16日(金) 17時40分

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時速350キロメートルという電光石火の速さで疾走する最新の高速鉄道「復興号」が杭州東駅−北京南駅間を最速で4時間23分で結ぶというそんな人々を興奮させる出来事が来月ついに現実のものとなる。写真は復興号。

時速350キロメートルという電光石火の速さで疾走する最新の高速鉄道復興号」が杭州東駅−北京南駅間を最速で4時間23分で結ぶというそんな人々を興奮させる出来事が来月ついに現実のものとなる。銭江晩報が伝えた。

中国の全国鉄道ダイヤは4月10日に改正される。今回のダイヤ改正の最大の注目点は、時速350キロメートルで走行する京滬(北京−上海)高速鉄道「復興号」の運行本数が、従来の7往復から15往復に増発されることだ。また、杭州東駅と北京南駅間を結ぶ「復興号」が新たに3往復増発される。

■「復興号」と「和諧号」の違いは、そのスピード

現有の高速鉄道のうち、杭州と北京を最速でつなぐ鉄道はG20号で、杭州東駅−北京南駅間を5時間2分でつなぐ。

「復興号」は杭州−北京間の所要時間を少なくとも30分短縮する。4月10日から、杭州東駅と北京南駅をつなぐG19/G20号、G31/G32号、G39/G40号という3組の高速鉄道が、「復興号」高速列車による運行となり、その最高時速は350キロメートルに達する。

このうち、杭州東駅−北京南駅のG20号はCR400BF型「復興号」高速列車を採用。座席クラスは2等席と1等席、ビジネス席の3種類、定員は1152人。G20号は午前7時48分に杭州東駅を出発し、湖州と南京南、済南西の各駅に停車したのち、午後12時20分に北京南駅に到着する。その全行程の所要時間は4時間32分。

このほか、鉄道当局は今回初めて、杭京高速鉄道で夜行列車を運行する。G40号はCR400AF型「復興号」高速列車を採用し、毎日午後7時に杭州東駅を出発、南京南駅までノンストップで走行、所要時間は4時間23分と、杭州と北京をつなぐ最速の高速鉄道となる。

北京発杭州行きの「復興号」高速鉄道も3本運行される。このうち最速のG39号は所要時間はわずか4時間18分と、杭州−北京間の所要時間をさらに更新する。

気になる乗車券価格の値上がりについては、当面の間変わらないという。杭州と北京を結ぶ高速鉄道「復興号」の乗車券は、すでにオンラインでの販売がスタートしており、乗車券価格は、2等席が538.5元(約9000円)、一等席が907元(約1万5000円)と、以前と変わっていない。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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