中国大手農業国有企業がオーストラリアの農地買収を計画―反発と歓迎とに割れた現地の声

Record China    2012年1月27日(金) 8時30分

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19日、オーストラリア華字紙・豪州日報は、中国大手国有農業企業・北大荒集団が、西オーストラリア州で農場買収を打診していると報じた。写真はオーストラリア・ゴールドコースト。

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2012年1月19日、オーストラリア華字紙・豪州日報は、中国大手国有農業企業・北大荒集団が、西オーストラリア州で農場買収を打診していると報じた。

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北大荒集団は現在、西オーストラリア州の複数の農家と買収交渉を続けている。買収予定地は計8万ヘクタールと予想されている。北大荒集団はオーストラリア、ロシア、フィリピン、ブラジル、アルゼンチン、ジンバブエ、ベネズエラへの投資を進めており、世界各地で約100万人を雇用している。

従来はレンタルで土地を確保するケースが多かったが、今回は買収という新たな手段を見せている。西オーストラリア農民連盟のマイク・ノートン主席はオーストラリアが中国の食料生産地に変えられてしまうと危機感をあらわにした。一方で現地の農民からは相場の2倍という高値を提示する中国企業を歓迎する声もある。(翻訳・編集/KT)

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