世界経済見通しを大幅下方修正、中国は成長率8%維持=IMF予測

Record China    2012年1月25日(水) 17時4分

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25日、国際通貨基金(IMF)が24日、世界経済の成長予測を大幅に下方修正したが、アジアの新興経済体は高い成長率を維持するとの見通しを明らかにした。写真は昨年12月、北京で開かれた「世界の衰退と中国のチャンス」をテーマにした経済フォーラム。

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2012年1月25日、中国新聞網によれば、国際通貨基金(IMF)が24日、世界経済の成長予測を大幅に下方修正した。しかし、アジアの新興経済体は高い成長率を維持するとの見通しを明らかにしている。

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IMFは最新の「世界経済見通し」(WEO)において、ユーロ圏の債務危機が足かせとなって世界経済の成長の見通しが悪化していると指摘。世界経済の成長率を2012年は3.3%、2013年は3.9%とし、前回(2011年9月)の予測時よりもそれぞれ0.7ポイント、0.6ポイント下方修正した。

一方、アジアの新興経済体については、その成長率を2012年は7.3%、2013年は7.8%と予測、世界で最も成長率が高い地域とした。中国経済はそれぞれ8.2%、8.8%、インド経済は7.0%、7.3%。

新興国や発展途上国について、報告は「一部の国で貸し付けと資産価値が急増、これが財政・金融の脆弱(ぜいじゃく)性を加速させている」とし、これらの国はハードランディングを回避する必要があると指摘した。(翻訳・編集/岡田)

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