大型電波望遠鏡「天眼」がパルサー11個を発見

配信日時:2018年3月14日(水) 19時20分
大型電波望遠鏡「天眼」がパルサー11個を発見
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2016年9月25日の竣工・稼働開始より口径500メートル球面電波望遠鏡(FAST)である「中国天眼」は51個のパルサー候補を発見した。うち11個はすでに新型パルサーであることが確認されている。
2016年9月25日の竣工・稼働開始より口径500メートル球面電波望遠鏡(FAST)である「中国天眼」は51個のパルサー候補を発見した。うち11個はすでに新型パルサーであることが確認されている。新華社が伝えた。

中国科学院国家天文台「中国天眼」観測基地が発表した情報によると、「中国天眼」の調整及び試験観測の各種作業が順調に進んでおり、現在は約20日間で観測可能なエリアを1回スキャンできる。科学技術者は調整中に一連の技術的難題を解消し、指定方向や追跡、ドリフトスキャンなどの各種観測モデルの順調な稼働を実現しており、かつ細部の慣らしと改善を続けている。

国家天文台パルサー捜索チームの王培氏によると、新型パルサー11個のうち6個は昨年10月に確認された。「中国天眼」はより多くのパルサーサンプルを提供し、天文学者と物理学者がより系統的に研究を掘り下げることを促している。基礎物理研究分野において、高密度・高エネルギーのパルサーは、代替不可能な宇宙天体実験室となる。パルサーは将来的に測位衛星に代わり、宇宙船の測位を可能とする。

国家天文台天眼プロジェクト調整チーム副チーム長の岳友嶺氏によると、早ければ今年4月末にも、「中国天眼」のシングルビーム受信機がより先進的な19本ビーム受信機に取り替えられる。そうなれば、観測の効率がさらに高まることになる。また科学者らはFAST周辺に幾つかの口径30−50メートル電波望遠鏡を設置し、「天眼の陣」を形成し分解能を高め、発射源のより正確な測位画像を入手する。(編集YF)
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