中国のロケット技術を補助人工心臓に応用

配信日時:2018年3月14日(水) 19時40分
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全国政協委員、中国航天科技集団第一研究院元院長の李洪氏は記者に対して、同研究院が開発した「補助人工心臓」はすでに度重なる動物実験を行っており、中国食品薬品検定研究院と山東検測センターの検査を受けている段階で、2020年までに臨床実験段階に入る見通しであることを明かした。科技日報が伝えた。

同研究院第18研究所は中国宇宙サーボ技術の発祥地。同研究所の科学研究者は、ロケットサーボシステムの中心となる精密なモーターとポンプが、補助人工心臓の原理と非常に似ていることに気づいた。彼らは天津市の泰達国際心血管病院と協力し、「宇宙の心臓」を設計・製造した。ポンプ・モーター一体化及び磁気サスペンション技術を大胆に採用し、ポンプ内の回転部品が内壁に当たらないようにした。血液の損失を最小限に抑えるほか、ポンプの長期的な稼働を可能にした。これにより中国の補助人工心臓技術は世界最先端の第3世代にまで一気にレベルアップを成し遂げ、最も重要な溶血指数「NIH」は0.006mg/dl以下という世界トップ水準に達した。

科学研究者は2013年に「宇宙の心臓」をめん羊の体内に植え込んだ。このめん羊は120日間生き続け、国内の同様の動物実験としては最長記録となった。科学研究者は昨年10月、複数のめん羊による大規模な動物実験を行った。現在、6頭は平均で100日間以上健康を保っており、最長の実験体は139日間に達した。これは製品の成熟と改善が進み、大量生産の条件を整えたことを意味する。(編集YF)
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