2012年1月23日、香港の俳優チョウ・ユンファ（周潤發）とバリー・ウォン（王晶）監督が23年ぶりにタッグを組み、映画「大上海」を製作するという。新浪網が伝えた。

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1920年代の上海を舞台にしたマフィアの抗争を描く「大上海」は、バリー・ウォン監督が製作準備に入っていることを明らかにしている最新作。主演にチョウ・ユンファの名前が挙がっており、89年の「ゴッドギャンブラー」以来、23年ぶりに2人がタッグを組むことになる。

戦前の上海闇社会を舞台にした作品と言えば、1980年の香港ドラマ「上海灘」が有名。これに主演することで中華圏のトップスターになったユンファだが、2006年にこれをリメイクした「新・上海グランド」で彼と同じ“許文強”役を演じたのが、中国の人気俳優ホアン・シャオミン（黄暁明）。そのシャオミンも「大上海」への出演が濃厚とされている。彼のマネジャーも取材に対し、オファーが舞い込んだことを明らかにしており、「尊敬するユンファさんと共演できるなら、とても光栄」と発言した。新旧“許文強”の競演が、一気に注目されている。

香港メディアによると、ユンファの恋人役には女優スー・チー（舒淇）が出演する可能性が濃厚。様々な噂が飛び交う「大上海」だが、ウォン監督は旧正月明けにあらためて詳細を発表するとしている。（翻訳・編集/Mathilda）