1kmも続くテーブルの列、「世界最長の酒宴」開催―重慶市

Record China    2007年2月16日(金) 20時17分

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重慶市江津区の中山村の村民が企画した「世界最長の酒宴」。細長い路地に延々とテーブルが続き、その長さは実に1135m。村民だけでなく、訪れた観光客らも自由に席に付き、村民らとごちそうを食べ、酒を酌み交わしていた。

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2007年2月15日、重慶市江津区の中山村で、中国正月(春節)を前に「世界最長」と称する大みそかの酒宴が盛大に開かれた。1列にずらりと並んだテーブルの数はなんと228脚で、その長さは実に1135mという長さだ。観光客も地元の住民も一緒にテーブルに付き、大みそかのごちそうを楽しく味わっていた。

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地元住民の熊承華(シオン・チョンホア)さんによると、中山村の住民は昔から素朴で情に厚く、隣近所の仲も良いとのこと。特に祝日は、村を訪れる行商人であれ、観光客であれ、荷運びをする労働者であれ、家に帰れなければ食事も宿泊場所も無料でこの村が負担する習慣がある。こうした他人とのかかわりを大切にする習慣は、何千年も続いていると、熊さんは語る。

今回、行われた1kmを超える大規模な酒宴も、村の住民たちが自発的なもので、村民たちは1週間も前から料理の準備に取り組んできた。2mもの高さがある6つのせいろや、地面に立てた大きなかまどは、村人たちのもてなしの心を表す象徴的な光景となっている。

今回の酒宴では、カナダの観光客が料理人をまねてホイコーローを作り、人々からの喝采を浴びていた。また、各地から訪れたカメラマンも料理をつまみながら撮影を行い、辺りには和気あいあいとした雰囲気と笑い声があふれていた。

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