北京初の24時間営業の無人スマート書店が通州区にオープン

人民網日本語版    2018年3月13日(火) 19時40分

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このほど、北京市初の24時間営業の無人スマート書店が通州区北京国際図書城にオープンした。同無人スマート書店は、24時間営業の無人スマート書店「モデルルーム」として機能を果たしている。

このほど、北京市初の24時間営業の無人スマート書店が通州区北京国際図書城にオープンした。同無人スマート書店は、24時間営業の無人スマート書店「モデルルーム」として機能を果たしている。人民網が伝えた。

従来の書店と異なる点は、同書店には店員がおらず、顔認証をして入店し、商品を選び、商品のバーコードをスキャンし支払いを済ませ、店を出るまで全て顧客がセルフで行うことができる。初めての利用の際はユーザー登録をして、顔認証で入店後、顧客は24時間営業の同書店内で書籍や飲み物、文房具などの商品を購入することができる。

同スマート書店は北京発行集団傘下の北発網が打ち出した中国全国新華書店初の人工知能(AI)書籍販売ボックス「新華生活+24時間無人スマート書店」となる。同書店では、自動決済システムやフルスマート商品識別、遠隔カスタマーサービス、動作識別による防犯システム、顔認証などのイノベーション技術の融合を実現させ、「新華書店+生活便利+生活、文化、サービス」の理念を備えた完璧な書店となった。今後、オフィスビルや政府機関、大型ショッピングモール、大学、コミュニティなどにもサービスの拡大を目指している。

店内の書籍は売り上げランキングベースで総合的に選出されており、不定期に更新される。書籍は原価での販売スタイルをとっており、飲み物などの商品は不定期に割引を行うという。

買い物を終えて書店から出てきた張さんは、「書籍に割引はないが、書店内でロボットとコミュニケーションをとるスタイルはとても良いと感じた。特に子供はこのようなスタイルをとても気に入るので、体験してみる価値はある」と話した。張さんの言うロボットとは、同スマート書店内で全日サービス対応を行うAIロボットの事で、音声ナビゲートをはじめ、商品検索、セルフ決済などの全ての業務を担当する。購入する商品を選択後は、スクリーンをタッチし、その後指示に従って商品のバーコードをスキャンし、微信支付(WeChatペイ)あるいは支付宝(アリペイ)で支払いを済ませ、ショッピングを完了させる。また、同ロボットはユーザーの店内での行動履歴を捉えることができ、ユーザーの過去の購買行動のビッグデータをもとに、的確なオススメ商品を紹介してくれる。(編集TK)

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