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中国富裕層が世界のアート市場を占領、文化財を取り戻そうとの「文化的使命感」―中国メディア

配信日時:2012年1月22日(日) 9時7分
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19日、中国新聞網は記事「アート界に吹く中国風=中国作品の需要は中国にしかない―韓国メディア」を掲載した。中国アートビジネスは急成長を続け、2010年には世界一のオークション市場となった。写真は13日、南京博物館の龍文化財精品。
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2012年1月19日、中国新聞網は記事「アート界に吹く中国風=中国作品の需要は中国にしかない―韓国メディア」を掲載した。

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韓国紙・朝鮮日報は世界のアート市場は中国によって占領されたと報じた。2006年、世界の芸術品オークション市場に占める中国のシェアはわずか4.9%。世界4位だった。それが2010年には33%で1位となった。2011年は39%とさらにシェアを高め、1位の座を守っている。

中国のアート熱は中国富裕層の「文化的使命感」に支えられている。海外に流出した中国の文化財を取り戻したいという情熱だ。いわば中国のアートの高騰は中国人によってのみ支えられているといっても過言ではない。

さらにこの情熱が困った事態を招くこともある。2009年、大手オークション会社クリスティーズは北京・円明園から流出した十二支像を出品した。流出文化財返還を目指す中国民間団体・海外流出文化財救出基金の蔡銘超(ツァイ・ミンチャオ)顧問が約39億円で落札したが、もともと中国のものだとして代金支払いを拒否した。

韓国のオークション関係者によると、中国人入札者が落札額をつり上げるだけつり上げて、金を支払わないケースはしばしばだという。クリスティーズでは落札歴がない顧客に対して事前に保証金を求める制度を設けるなど対策に苦慮している。(翻訳・編集/KT)

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