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豊かな自然と特徴的な家並みが印象的な貴州省晩塞村。大火で大半の家が焼け落ちてしまった。
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2007年2月15日、貴州省公安庁は緊急の電話会議を開き、2月13日午後4時ごろに貴州省晩塞村で発生した大火災について、被害報告と今後の対策について話し合いを行った。
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報告によると、晩塞村にある183棟の家屋のうち140棟が消失、162世帯の912人が罹災した。火災による直接的な損害額は97万2000元(約1458万円)。公安機関の調査により、火災の原因は子どもの火遊びであることが判明した。しかし火災が昼間に発生したため、幸いにも死傷者は出なかった。
晩塞村は少数民族のトン族が住む村であり、毎年多くの観光客が訪れる。だが、村の大半を焼いた今回の火災は今後の村の観光に大きなダメージを与えそうだ。