イルカがバレーボールを“誤飲”、ボール取り出せる「腕の長い人」募集―中国

Record China    2012年1月20日(金) 19時30分

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18日、中国・江蘇省南京市にある水族館のイルカが、遊んでいた際に誤ってバレーボールをのみ込んでしまった。

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2012年1月18日、中国・江蘇省南京市にある水族館のイルカが、遊んでいた際に誤ってバレーボールをのみ込んでしまった。ボールはイルカの口から1.2mほどの胃の部分に引っ掛かっているという。チャイナフォトプレスが伝えた。

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水族館の従業員によると、ボールをのみ込んだのは、2007年9月に日本から来た雄のイルカ。たくましい体つきで、非常にきれいな跳躍を見せてくれる。2年余りにわたる訓練で、現在は調教師とも息がぴったり合い、イルカショーのスター的存在になっているという。

しかし、このイルカは非常にいたずら好きで、調教師ともよくふざけて遊んだりする。今回はおふざけが過ぎて、ボールをのみ込んでしまった。イルカは知能が高いため、イルカ自身がひどくおびえ焦ったようだが、従業員たちのケアにより、現在は落ち着きを取り戻したという。

水族館の獣医や調教師らが一晩中、ボールを取り出そうと悪戦苦闘を続けたが、すべて失敗に終わった。そこで彼らは、人の腕で直接取り出そうと考え、ボールを取れるような“腕の長い人”を募集した。

19日昼ごろ、同水族館は公式マイクロブログで、イルカの窮状と“救世主”募集を呼び掛けた。掲載された告知は、同日午後3時ごろまでにネットユーザーによって1500回も転載され、同時に多くの“腕の長い人”が水族館を訪れた。中には地元のバスケットボール選手もいたが、そんな彼でも、腕の長さは80cmほどしかなく、結局はボールを取り出すことができなかった。

イルカの様子は安定しているが、もし人の手で取り出せなかった場合は、医療用ペンチでボールを取り出すという。(翻訳・編集/内山

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