香港が長寿世界一になれた理由―米メディア

Record China    2018年3月12日(月) 5時0分

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米CNNは3日、「日本やイタリアなど並み居る長寿大国を抑え、香港が長寿世界一になった」と報じた。写真は香港。

2018年3月10日、中国メディアの参考消息網によると、米CNNは3日、「日本やイタリアなど並み居る長寿大国を抑え、香港が長寿世界一になった」と報じた。

記事によると、香港の平均寿命は、男性が81.3歳、女性が87.3歳。香港は狭い土地に700万人が生活し、高層ビルが林立し、長寿とは無縁に見える。だが随所に長寿世界一になった理由が見られる、と記事は指摘する。

香港中文大学の老年医学専門家によると、香港はまず環境がよい。香港は自然が少ないイメージもあるが、300棟を超えるビルとビルの間には公園などの緑地がある。都市からわずか数キロ離れた場所には山も海あり、さまざまなスポーツやレクリエーションが手軽に楽しめる。

豊かな自然と長寿は無関係ではない。早朝の公園では、多くの高齢者が太極拳などをしており、その後は食事をしたり、話をしたりと楽しみの多い生活を送っている。

充実した交通インフラや医療、食生活、暑くもなく寒くもない亜熱帯性気候も長寿にとっては悪くない。香港は中国やアジア各国の陸海上輸送ルートにあることから、新鮮な食材が手に入りやすいことも健康にいい影響がある。

家族関係のあり方も少なからず影響している。長生きしている高齢者は子だくさんなケースが多く、若い家族に囲まれ尊重されながら生活できることも長寿に有益だと、専門家は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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