2018年3月10日、新浪が中国版ツイッター・微博（ウェイボー）を通して、高速鉄道車内でカップ麺を食べることについて気にするかどうか尋ねる投票形式の投稿を行った。

新浪は、最近、高速鉄道車内でカップ麺を食べた男性が、同じ車両にいた女性の怒りを買ったという事件が発生したと紹介。この時の様子の動画がネット上で紹介されたが、動画を見るとこの女性はカップ麺を食べる男性を大声でののしっている。このため、高速鉄道の車内でカップ麺を食べることについてネット上で議論となっていた。

それで新浪は、「高速鉄道の車内でカップ麺を食べることをどう思うか」と質問。「においが強いので気になる」、「お腹が空いたらカップ麺を食べるのは正常なことで気にしない」、「どっちでもいい」の3択から選んで投票できるようにした。

その結果、日本時間の10日午後1時現在、「気にする」が16．2％、「気にしない」が68．3％、「どっちでもいい」が15．5％となっていた。投票のほかに多くのネットユーザーがコメントも残している。

「気にする」というユーザーからは「当然食べちゃダメだ。高速鉄道が出稼ぎ労働者列車になってしまっているのは悲しい」「あのにおいは気になるな。でもだからと言って何か言うことはしないが」「高速鉄道は密封性が高い。だからカップ麺は避けるのがベスト。お腹が空いたらクッキーとかにすればいい。いずれにしろ乗車時間はそんなに長くないのだから」などのコメントが寄せられた。

「気にしない」というユーザーからは「別に気にしないよ。気にするのは公共の場所で騒ぐことの方だ」「気にしないね。高速鉄道の弁当はまずくて高いから」「においが気になる人は自家用車で移動してくれ」「高速鉄道は飲食を禁止していないだろ？だったら文句は言わないことだ。食べているのはカップ麺であってドリアンではないのだから」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/山中）