金正男氏、日本人記者に心境赤裸々に明かす=「父に改革開放を訴えて遠ざけられた」―韓国誌

Record China    2012年1月18日(水) 9時8分

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17日、韓国誌・月刊朝鮮は金正男氏が2004年から昨年12月まで、東京新聞の五味洋治記者と交わした100通以上のメールと、2011年1月と5月に行われた会談の内容を発表した。写真はマカオ。

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2012年1月17日、韓国誌・月刊朝鮮は金正男(キム・ジョンナム)氏が2004年から昨年12月まで、東京新聞の五味洋治記者と交わした100通以上のメールと、2011年1月と5月に行われた会談の内容を発表した。

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金正男氏は「父は世襲に反対していたが、体制維持のために現実的判断をした」と語った。また「中国政府は北朝鮮国内の安定のために世襲を認めているだけ」「3代世襲は世間の笑いもの」とコメントした。

自身が遠ざけられたのは「留学後、父に改革開放を訴えて警戒された」ためで、正恩氏には会ったことがないという。「若さと経験不足のために権力闘争が起こる」、「改革開放をしなければ国は崩壊し、すれば政権が倒れる」、「核は放棄しないだろう」と語った。

正男氏は昨年9月14日に五味氏宛のメールで「金正恩が重視する軍部の家族9人が脱北し、当局が頭を悩ませている」と語ったが、これは昨年9月に日本領海で発見された北朝鮮軍の家族9人である可能性が高い。

また、「中国は私を保護しつつ監視している。私の宿命だが、逃れられない以上楽しむしかない」と述べ、よくマカオに行くのは「家族のいる中国本土から最も近い自由な土地だから」「女性遍歴はあるが、最愛の人は妻だ」と語った。

01年の日本への不法入国について「当時偽造パスポートでの出国は北朝鮮では一般的なことで、東京の有名ホテルやレストランを訪れた。正恩もブラジルの偽造パスポートで日本を訪れたことがある」と述べている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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