海底光ケーブルが欧米市場に初進出、ハイテク分野で市場獲得狙う―中国

Record China    2012年1月17日(火) 6時37分
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15日、人民ネットの報道によると、中天科技集団(本社・上海)はこのほど、米アラスカ州の電話会社とイタリアの海上石油プラットフォームプロジェクトに相次いで海底光ケーブルを輸出した。写真は07年10月、山東省青島市の海底光ケーブル施工。

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2012年1月15日、人民ネットの報道によると、中天科技集団(本社・上海)はこのほど、米アラスカ州の電話会社とイタリアの海上石油プラットフォームプロジェクトに相次いで海底光ケーブルを輸出した。総延長230km余りで、総額は4000万ドル以上。中国製海底光ケーブルの欧米市場進出は今回が初めて。

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薛済萍(シュエ・ジーピン)会長によると海底光ケーブルはインターネットの「中枢神経」と見なされており、その生産と敷設も複雑で難しいハイテクプロジェクトだ。経済・情報グローバル化の急速な進行に伴い、1985年に誕生した海底光ケーブルは、すでに総延長が100万kmを超えている。中国の通信事業者も2000年以降、海底光ケーブルへの投資を拡大。10年間で総投資額は1500億ドルを超えた。だが国力をはっきりと示すハイテク分野である海底光ケーブルの関連設備の生産は、フランス、米国、日本などの数社に長年独占されてきた。(編集/内山)



   

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