パンダ2頭がフランスに到着、至れり尽くせりのVIP待遇―中国

Record China    2012年1月16日(月) 12時35分

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16日、新華ネットの報道によると、中国成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地のパンダ「圓仔」(ユアンザイ)と「歓歓」(ホワンホワン)は15日、成都からフランスまで約11時間かけ、パリのシャルル・ドゴール空港に到着した。

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2012年1月16日、新華ネットの報道によると、中国成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地のパンダ「圓仔」(ユアンザイ)と「歓歓」(ホワンホワン)は15日、成都からフランスまで約11時間かけ、パリのシャルル・ドゴール空港に到着した。2008年に生まれた3歳のメス「ホワンホワン」(79kg)とオス「ユアンザイ」(81kg)はフランスの動物園に10年間貸与され、両国の繁殖協力計画が実施される。

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パンダの輸送を行うフェデックス(FedEx)は2頭のために特別に輸送用の檻を用意した。檻は金属と有機ゴムでできたもので、パンダが呼吸しやすいように空気穴が数多く開けてある。途中のえさとして笹やパンダの好きな穀物などの饅頭、リンゴなどが大量に準備された。途中の世話のため基地から2人の職員が付き添っている。

2頭を受け入れるフランスの動物園ボーバルは十分な準備を整えた。中国と西洋の様式を取り入れた豪華なパンダ館が主人を待っている。2頭が「ホームシック」にならないようにと中国風のあずまやや楼閣をつくり、またフランス式のオープンな庭園もある。

パンダ館は設備が先進的で、休息、活動、遊びのエリアがあり、出産室もある。パンダ館の建設では中国から多くの建設資材を購入し、さらに館の装飾として中国の特色ある獅子の石造を購入した。

2頭は動物園に着いてから1カ月前後は隔離検疫と適応の期間で、来月11日前後に一般公開される予定。(編集/内山

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