人民網日本語版 2018年3月8日(木) 21時30分
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現代の働く中国人女性の職場における指導力と影響力の考察を目的とした報告書「2017年女性、職業、幸福感:デジタル時代の女性の職場における影響力報告」がこのほど発表された。資料写真。
現代の働く中国人女性の職場における指導力と影響力の考察を目的とした報告書「2017年女性、職業、幸福感:デジタル時代の女性の職場における影響力報告」がこのほど発表された。女性の活躍を目指して活動するリーン・インの中国支部にあたるリーン・イン・チャイナと大手会計事務所デロイトトウシュトーマツの中国法人が共同作成したもので、アンケート回収、データ分析、ケーススタディー、インタビューなどの方法により、中国人女性の職場における現状と発展状況を深く分析するとともに、女性の職業上の発展、職場における性別の多様化と包摂性を促進するための提言を打ち出した。
同報告によると、中国人女性の労働参加率は63.3%に上り、経済協力開発機構(OECD)の平均57%やアジア・太平洋諸国の平均62%を上回る。世界の他のエリアの女性に比べ、中国人女性は国内総生産(GDP)への寄与率が最も高く41%に達する。これと同時に、中国の働く女性はEQ(心の知能指数)や視野の広さといった面で優れており、職場で管理職になりたいと考える人が78%に上る。
また、デジタル化のレベルが高い企業ほど、女性がより多くの時間と精力を仕事に投入する傾向がある。だが女性のポジションが高くなると、同ポジションの男性よりも仕事と生活のバランスを取ることが難しくなるという側面もある。そこで同報告は、企業は女性の職業上の発展の各段階の特徴に見合った役割と昇進チャンスをより多く創出するべきとの見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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