中国にやってくると「無法者」になる外国企業=罰則強化で対応を―中国紙

Record China    2012年1月16日(月) 7時44分

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14日、中国青年報は、海外企業の「ダブルスタンダード」問題を追求した。写真は13日夜、北京市三里屯のアップルストア。iPhone4Sの店舗発売中止に怒った転売屋が卵を投げつけたため清掃している。

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2012年1月14日、中国青年報は、海外企業の「ダブルスタンダード」問題を追求した。同じ企業の製品でも海外では安全性などの基準を順守するのに、中国では守られていないケースがしばしばだという。

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13日、中国本土でiPhone4Sが発売された。米国、日本などの発売日から約3カ月の遅れだ。海外企業のダブルスタンダード、中国と他の国とで別の基準をもうけることはしばしばだ。

世界的なファストファッションブランド・ZARAは中国各地で最低7回は品質問題で摘発されている。ルイ・ヴィトン、バーバリー、シャネル、ディオールなどの国際的ブランドも品質検査で不合格になったことがあるばかりか、中国統一のアフターサービス拠点も設置されていない。トヨタ自動車は北米と中国で異なるリコール基準を適用したと伝えられる。

専門家はこうした外国ブランドが中国で圧倒的地位を築いていること、中国の法制度は罰金が少なく、外国企業が対策を講じる動機付けが薄いことが背景になっているという。罰則を強化し、外国ブランドの「超国民的待遇」を撤回するべきだと説いている。(翻訳・編集/KT)



   

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