<レコチャ広場>米国在住の中国人同士がインド人同士のように仲良くなれないのはなぜ?―中国

Record China    2012年1月14日(土) 15時38分

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12日、中国のエンジニアでエコノミストの汪華斌氏は自身のブログに「同じ米国に暮らしているインド人同士が中国人同士より仲がいいのはなぜ?」と題した記事を掲載した。写真はシアトルのチャイナタウン。

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2012年1月12日、中国のエンジニアでエコノミストの汪華斌(ワン・ホアビン)氏は、「同じ米国に暮らすインド人同士が中国人同士よりも仲がいいのはなぜ?」と題する記事を中国のブログサイトに掲載した。以下はその内容。

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米国から里帰り中の友人にばったり会った。彼は「米国で暮らす中国人同士はたがいに行き来しない。私はみんなと交流したいと思っているんだが、いつも体よく断られてしまう。インド人がうらやましいよ。彼らはしょっちゅう一緒だし、米国人のようにパーティーを開いては集まっている。中国人はどうしてインド人のように仲良くできないんだろう?」と私に愚痴をこぼした。

昔、米国で学ぶ中国人留学生はとても貧しく、皿洗いなどのアルバイトで学費や生活費を稼いでいた。だから、互いに寄り添い、助け合っていたのだ。しかし、現在渡米する中国人の目的は買い物が圧倒的に多く、また、留学生も金持ちや高級官僚の2世がほとんど。彼らは自分たちが米国で不動産を買いあさっていることを他人に知られたくない。また、米国での生活環境が良くない中国人は、他人を助ける能力がなく、助けられるのもメンツをなくすから嫌だと考えている。米国でひともうけしようと考えている中国人も、これをほかの中国人には知られたくない。

こうした理由から、米国の中国人同士は仲良くしたがらない。しかし、中国で暮らすわれわれも見ず知らずの中国人とは仲良くしようとはしないではないか。付き合うのは決まった範囲の中の友人や知人たちだけだ。自分を他人にさらけだす中国人はいない。そんなことをすればばかをみる。これと同じ心理が米国の中国人にも働いているのだろう。(翻訳・編集/本郷)

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