武術学校のスパルタ教育が問題に、「こん棒の刑」でケガ人続出―中国

Record China    2012年1月13日(金) 12時16分

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10日、中国で昨年暮れにネット上で告発された武術学校の体罰事件。教師にこん棒で殴られた痛々しい傷跡を写した画像が何枚も公開され、社会の関心を集めた。写真は中国の武術学校。

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2012年1月10日、中国で昨年暮れにネット上で告発された武術学校の体罰事件。教師にこん棒で殴られた痛々しい傷跡を写した画像が何枚も公開され、社会の関心を集めた。江蘇省の夕刊紙・揚子晩報が伝えた。

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これをきっかけに中国各地の武術学校で体罰が日常茶飯事になっている実態が明るみになった。記事によると、生徒の多くは親が素行の悪さに悩んだ揚げ句に送り込んだ「問題少年」たちで、学校側も彼らの教育には体罰が必要だと言い切る。校内では携帯電話や音楽プレーヤー、喫煙や小説を読むことも禁じられており、こうした規則を破った者には恐ろしい「こん棒の刑」が待っている。

教師が罰としてこん棒で力いっぱい殴るのだが、その力加減は教師の機嫌次第。殴る場所も背中、太ももなど教師の気分で変わる。「刑の執行」の際にはわざわざ全校生徒を集め、見せしめに。抵抗する生徒は、他の生徒に手足を抑えつけさせる。こうした体罰は校内の「公然の秘密」となっており、生徒のほぼ全員が経験することになるという。(翻訳・編集/NN)

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