中国、今年後半に月の裏側探査へ、将来的には基地建設―中国メディア

Record China    2018年3月6日(火) 9時50分

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4日、央視新聞によると、人工衛星開発を担う中国空間技術研究院の趙小津書記が、将来的に月に基地を建設する可能性があると語った。写真は月。

2018年3月4日、央視新聞によると、人工衛星開発を担う中国空間技術研究院の趙小津(ジャオ・シャオジン)書記が、将来的に月に基地を建設する可能性があると語った。

趙氏によると、中国は今年下半期に月探査機「嫦娥4号」の打ち上げを行う計画で、人類が初めて月の裏側を探査するプロジェクトとなる。地球と月の裏側にある探査機が直接通信することはできないため、今年上半期に中継衛星を打ち上げる予定だ。

趙氏は「中国の月探査プロジェクトは三つの工程に分けられており、来年は第3工程、すなわち『嫦娥5号』によるサンプルリターンを進める」とも説明。これと同時に、現在計画中の4期工程で月に基地を設けたいとの考えを語った。ロボットによる無人基地の運営から始める予定だという。(翻訳・編集/野谷

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