中国の途上国援助は新植民地主義なのか?賛否両論の議論―独紙

Record China    2012年1月8日(日) 17時50分

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2日、独紙フランクフルト・アルゲマイネ(FAZ)は、中国の対外援助に関する議論を紹介した。中国の対外援助を新植民地主義と批判する声もあれば、途上国の助けだと支持する議論もある。写真はジンバブエ、ボツワナ国境の女性。

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2012年1月2日、独紙フランクフルト・アルゲマイネ(FAZ)は、中国の対外援助に関する議論を紹介した。6日、環球時報が伝えた。

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世界第二の経済大国となった中国は、アフリカなど途上国に積極的な援助を実施しているとその成果を誇っている。だが、果たしてその援助は適切なものなのかを疑問に感じている人もいる。独裁政権の支援を続けているばかりでなく、援助を名目として中国企業が進出し、実際には新植民地主義とでもいうべき状況にあると批判されている。

一方で、中国の援助を非難するのは誤りだと指摘する研究者もいる。。独裁政権を重点的に支援しているという証拠はないばかりか、中国は1960年代からいわゆる南南援助として大規模な医療チーム派遣などの貢献を果たしてきた。

また、資金援助についても、政治的、商業的な目的はあるかもしれないが、決定から実施までのスピードが速く、資金難に苦しむ途上国にとっては大きな恩恵だと反論している。(翻訳・編集/KT)

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