なぜ?日本で起きた白菜窃盗事件、中国で大注目の理由

Record China    2018年3月2日(金) 13時20分

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2日、「日本のトマト農家が白菜を盗んだ」とのニュースが、「韓国大統領、北への特使派遣を米大統領に連絡」などと並んで中国・百度新聞のトップページに掲載された。写真は白菜。

2018年3月2日、「日本のトマト農家が白菜を盗んだ」とのニュースが、「韓国大統領、北への特使派遣を米大統領に連絡」などと並んで中国・百度新聞のトップページに掲載された。このニュースがこれほどの注目を浴びたのは、盗まれたのが白菜だったからかもしれない。

白菜窃盗のニュースは参考消息網が日本メディアの報道を引用し、2日付で伝えた。内容は「愛知県豊橋市のトマト農家の男が、畑から白菜約160玉を盗んだ容疑で逮捕された」というもので、男は天候不順で葉物野菜の価格が高騰していることから「高く売れると思った」と供述しているという。

日本ではこの冬、野菜の高値が注目を浴び、農林水産省は先月28日の発表で白菜の高騰は3月も続くとの見通しを示した。一方、農業大国・中国では「激安」「大特価」を意味する言葉に「白菜価格」があり、商品の宣伝などにしばしば登場する。価格が安いことの代名詞となっている「白菜」が「高く売れる」という理由で盗まれたことが、中国メディアの関心を引いたと考えられそうだ。(翻訳・編集/野谷

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