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英国サウサンプトン大学が中心になって発足した科学研究産業連合体は、これから欧州の複数の大都市で第5世代移動通信(5G)技術の応用シーンのテストを実施し、5G技術の大規模な普及に先立ってより多くのフィードバックと経験を積み上げる計画という。
英国サウサンプトン大学が2月27日に発表したところによると、同大が中心になって発足した科学研究産業連合体は、これから欧州の複数の大都市で第5世代移動通信(5G)技術の応用シーンのテストを実施し、5G技術の大規模な普及に先立ってより多くのフィードバックと経験を積み上げる計画という。新華社が伝えた。
この連合体は「火炎」と名付けられ、欧州連合(EU)の支援を受ける。3年間のテスト期間内に、英国・ブリストルとスペイン・バルセロナで他都市に先駆けてテストを開始し、その後、欧州の複数都市で順次テストを展開する予定だ。テストの内容はメディアサービスに重点が置かれ、5Gネットワークを通じて新メディアのコンテンツ制作、拡張現実(AR)のゲーム、都市の観光体験、よりパーソナルなオーダーメイドサービスなどのモバイルメディアサービスを向上させるにはどうすればよいかを探るという。(編集KS)