2012年1月4日、中国の温家宝首相は湖南省で経済状況を視察した際、「今年第1四半期に中国経済は比較的厳しい局面を迎える。党・政府は穏健な通貨政策を実行する」と述べた。中国の各メディアが伝えた。

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温首相によると、中国は経済減速の圧力と物価の高止まりに同時に直面しており、2012年第1四半期に比較的厳しい局面を迎える見通し。2008年のリーマン・ショック時と比較しても、さらに外需の減少とコストの上昇という問題が追い討ちをかけている。

温首相は今後の経済政策について「経済構造調整と経済成長を同時に実現するとともに、消費と投資の需要拡大を図る。生産力過剰の業界を整理し、穏健な通貨政策を維持するが、情勢に応じて微調整を行う」と述べた。（翻訳・編集/JX）