深刻な結婚難、女子大生も「婚活」に走る―中国

Record China    2012年1月6日(金) 12時14分

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4日、深刻な結婚難が社会問題になっている中国では「婚活」に積極的な若者が増えている。最近では「若い方が有利」とばかりに結婚相談所を訪れる女子大生の姿も。写真は上海で行われたお見合いイベント。

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2012年1月4日、若者の結婚難が深刻な社会問題になっている中国では、今や「90後(1990年代生まれの若者)」も婚活に参戦。結婚相手の見つからない「80後(1980年代生まれの若者)」をさらに追い詰めているという。中国江蘇網が伝えた。

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「剰男剰女(結婚できない男女)」にとっての春節(旧正月)は、「結婚はまだか?」「なぜ結婚しないのか?」と両親や親せきの質問攻めに耐えることを意味する。1985生まれの姚さんは広告会社勤務。身長180cmで容姿も優れている。1年間に20回以上お見合いをしているが、いまだに「これだ!」という相手に巡り合えていない。同級生や同僚は次々と結婚して子供も生まれている。姚さん自身も焦っているのだが、結婚をせかす両親や親せきが「強引に見合いを押しつけてくるはず」と考え、春節には故郷に帰らず旅行に出かけるという。

「80後」が結婚相手を探そうと躍起になっているところに、最近は「90後」の若い女性たちも参戦。江蘇省無錫市の結婚相談所の話では、現役女子大生の登録も増えているという。周りにいる30代の独身女性たちを見て「あんな風にはなりたくない」と言い切る彼女たち。若いうちに好条件の男性をゲットしようという狙いだ。「『90後』がお見合いパーティーに乗り込んで来て、貴重な男性陣を私たちから奪い取っていく」と、ある「80後」女性は恨めしそうに話していた。(翻訳・編集/本郷)

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