<中華経済>12月の製造業景況感指数、50.3に上昇、節目を回復

Record China    2012年1月5日(木) 8時2分

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1日、中国物流調達連合会(CLFP)が発表した今年12月の製造業購買担当者景況感指数(PMI)は50.3で前月の49.0から1.3ポイント上昇した。市場予想の49.1ポイントを大きく上回った他、景気の拡大と縮小の分かれ目である50を超えた。

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2012年1月1日、中国物流調達連合会(CLFP)が発表した今年12月の製造業購買担当者景況感指数(PMI)は50.3で前月の49.0から1.3ポイント上昇した。市場予想の49.1ポイントを大きく上回った他、景気の拡大と縮小の分かれ目である50を超えた。中国の各メディアが伝えた。

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CLFPによると、PMIの上昇は元旦と旧正月(春節)を前に「休日効果」が前倒しで現れたもの。経済成長は下降傾向から安定へと向かいつつあるが、成長のけん引力はなお弱い。

国務院発展研究センター・マクロ経済研究部の張立群研究員によると、12月のPMIの回復は、将来、中国経済成長が急激にダウンする可能性がないことを示す。中国経済発展のファンダメンタルは変わらず、経済成長は回復傾向にある。総合的にみて2012年に中国経済の大幅なダウンはないとみられる。

なお、HSBCは30日、今年12月のPMIの確定値が48.7となったと発表した。速報値は49.0だった。前月の確定値の47.7と比較すると1.0ポイントの回復となる。景気判断の分かれ目となる50は2カ月連続で下回った。(翻訳・編集/JX)

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