“極秘訪韓”していた米CIAの特殊組織長、「米朝対話」を協議か=韓国ネット「本当に実現するの?」「韓国の動きを監視しに…」

Record China    2018年2月28日(水) 17時40分

拡大

28日、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するため昨年5月に米国中央情報局(CIA)が新設した特殊組織「コリア・ミッションセンター(KMC)」のアンドルー・キムセンター長が訪韓していたことが分かった。資料写真。

2018年2月28日、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するため昨年5月に米国中央情報局(CIA)が新設した特殊組織「コリア・ミッションセンター(KMC)」のアンドルー・キムセンター長が訪韓していたことが分かった。キムセンター長は米朝対話に関する南北間の議論内容を協議し、米国の立場を伝えたという。韓国・世界日報が伝えた。

記事によると、外交消息筋は「キムセンター長はイバンカトランプ大統領補佐官と同時期に韓国を訪問し、現在は韓国にいない」と語った。訪韓中の北朝鮮関係者らと会ったかどうかは確認されていない。

CIAに関する動きは、2018平昌冬季五輪開会式に出席するため韓国を訪れていたマイク・ペンス米副大統領と、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党中央委員会第1副部長との会談にも及ぶ。同会談は北朝鮮側の直前のキャンセルで未開催に終わったが、そのセッティングには韓国国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長とCIAのマイク・ポンペオ局長との関係が作用していたことが分かっているという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「米朝対話なんて実現するのか?」「結局、米国は爆撃より交渉を選択するだろう」「平壌(ピョンヤン)爆撃という結論になったんじゃないだろうな」「韓国の動きを監視するために来たんだ」など、米国側の意図をいぶかる意見が寄せられた。

また「こういうことは極秘じゃないの?」「極秘訪韓なのになぜニュースに出ているんだ」「極秘情報を記事にする世界日報はスパイか」など、極秘とする内容に疑問を示す声も見られた。

その他、南北関係に関し「若者の未来のため南北を統一すべき。少なくとも南北の経済協力はなければならない」と主張するコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携