中国はすでに世界的な影響力を備えた科学技術大国に

人民網日本語版    2018年2月28日(水) 22時20分

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国務院新聞弁公室が26日に開いた記者会見において、中国科学技術部(省)の万鋼部長は、「中国には蛟竜や天眼、悟空、墨子、慧眼などを始めとする重大革新成果が次々と登場している。また国際論文総量と被引用回数が世界2位になったほか、基礎研究の一部の分野で、世界の革新リーダーになり始めている。昨年の全社会R&D(研究開発)支出は、2012年より70.9%増の1兆7600億元(1元は約16.97円)に達する見通しだ。発明特許出願件数と取得件数は世界上位に入っており、国家革新能力ランキングは2012年の世界20位から17位に浮上した」と報告した。光明日報が伝えた。

万部長は、「中国の科学技術革新はさらに、供給側構造改革と国民生活の改善を力強く支えた。AI(人工知能)やビッグデータ、クラウドコンピューティングなどが近年、デジタル経済やプラットフォーム経済、シェア経済の急成長を牽引している。モバイル通信や集積回路、NC工作機械、大型機、原発などの重大特別プロジェクトの実施により、中国はこれらの重点分野で飛躍を率先して実現した。新型高速鉄道復興号が運行を開始し、中国の高速鉄道の営業距離が世界の60%以上に達した。さらに再生可能エネルギーの設備容量・発電量が世界一になり、EV(電気自動車)や新エネ車の生産・販売台数及び保有台数が世界の5割以上を占めている」とした。

さらに万部長は、「科学技術革新は青空を守る戦いに力を尽くし、貧困脱却の難関攻略、人々の健康水準の向上といった面で、重要な力を発揮した。中国の科学技術による緑化、科学技術による沙塵防止の効果は顕著で、世界で砂漠縮小を率先して実現している。革新的な医療機器130万台以上が医療機関で4億5000万人以上に対して使用された。突発的な伝染病に対応する防止技術体制を構築し、エボラウイルスワクチンなどの開発に成功し、国際伝染病防止で中国の力をアピールした」と説明した。(編集YF)

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