台湾版オイルショック?値上げのうわさに市民がトイレットペーパーを買い占め―中国メディア

Record China    2018年2月27日(火) 12時30分

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25日、中国メディアの観察者網は、台湾メディアの報道を引用し、台湾でトイレットペーパーの買い占めが起きていると伝えた。写真はトイレットペーパー。

2018年2月25日、中国メディアの観察者網は、台湾メディアの報道を引用し、台湾でトイレットペーパーの買い占めが起きていると伝えた。

記事は、台湾メディアの聯合報の報道を引用し、最近、台湾ではスーパーの売り場担当者などが、3月中旬から紙パルプのコスト上昇のため、トイレットペーパーの価格が10%〜30%ほど値上がりすることを表明していたと紹介。この情報を知った市民の多くが買占めに走り、スーパーでもネット上でも売り切れ状態になったという。

記事によると、雲林県のスーパーではトイレットペーパーの売り上げが例年の10倍になった。買えなかった消費者は販売棚の前で店員が商品補充するのを待ち、商品が到着すると段ボールから出す間もなく次々と手に取り、あっという間に空になってしまったという。台南市のスーパーの店員は、「1日3回商品を補充するが、すぐに売り切れる。一晩で1000箱売れた。今朝も1000箱が一瞬で完売した」と語っている。

この状況に、台湾のネットユーザーからは「世界の終りが来たのか?」とのコメントや、「メーカーの策略じゃないのか」との疑念の声、「給料は上がらないのに物価は上がる」という意見が出ていると記事は紹介。多くのネットユーザーが、空になったトイレットペーパーの販売コーナーの写真をネット上にアップしている。(翻訳・編集/山中)

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