中国人観光客がまたタイで水死、警告無視して海に入る―中国メディア

Record China    2018年2月26日(月) 21時20分

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25日、観察者網は、中国人観光客の水難事故が相次いでいるタイで、また中国人観光客が水死する事故が発生したと伝えた。資料写真。

2018年2月25日、観察者網は、中国人観光客の水難事故が相次いでいるタイで、また中国人観光客が水死する事故が発生したと伝えた。

タイ・パンガー県防災当局によると、23日午後8時ごろ、中国人観光客5人が宿泊先のホテル付近の海に入って溺れ、20代の男性2人が死亡、20代の女性2人が負傷、1人が行方不明になった。地元メディアによると、この5人は29人のツアーの参加者で、事故当日にはガイドから「波が高くて危険なので海に入って遊ばないように」と注意されていた。現地では大雨が降ったばかりで、ビーチには警告の旗も立っていたという。5人は海辺を散歩中に海に入り、高波に飲まれたとみられる。泳ぎが得意でなかった上、救命胴衣も着用していなかった。

今年の春節前、事故が発生した地域を管轄する中国の駐ソンクラー総領事館が、春節期間の海外旅行で注意すべき点の一つ目として「遊泳禁止の旗が立っていたら絶対に海に入らないように」と注意喚起していた。現地は10月から4月までが雨季で、天気が変わりやすい。風が強く波も高いので、遊泳には不向きなのだという。

タイの観光・スポーツ省の統計によると、昨年上半期だけで73人の中国人観光客がタイで溺れて命を落としている。また、昨年7月にはプーケットの海岸で中国人観光客2人が行方不明になり、同12月29日にもサムイ島で中国人観光客男性が波に飲まれて行方不明になった。どちらも遊泳禁止の旗を無視して海に入り溺れたとみられている。

中国国家旅遊局は24日、中国人観光客に対して警告を守り安全管理に留意し、絶対に危険を冒して海に入らないよう改めて注意喚起したという。(翻訳・編集/川尻

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