中国自動車メーカー・吉利がダイムラーの筆頭株主に、取得額は90億ドル―独メディア

Record China    2018年2月26日(月) 17時50分

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独自動車メーカー・ダイムラーは23日、中国自動車メーカーの会長が同社の筆頭株主になったことを明らかにした。写真はメルセデス・ベンツ博物館。

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2018年2月25日、参考消息(電子版)によると、独自動車メーカー・ダイムラーは23日、中国自動車メーカーの会長が同社の筆頭株主になったことを明らかにした。

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ダイムラーの株式を取得したのは中国の自動車メーカー・吉利汽車を傘下に持つ浙江吉利控股集団の李書福(リー・シューフー)会長。株式の9.69%を90億ドル(約9615億円)で取得したという。

独ディ・ヴェルト紙によると、李会長は以前からダイムラーの電気自動車(EV)バッテリーなどの技術に関心を持ち、合弁会社の設立に向けた同社の株式取得に意欲を示していた。

吉利汽車は中国で最も成功した自動車メーカーの一つで、2017年の販売台数は125万台。18年は160万台の販売を目指している。10年にはボルボ・カーズを買収しており、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の設定を計画しているという。

なお、吉利の株式取得は投資目的ではなく、長期にわたるとみられている。ダイムラー側も長期的な投資を歓迎しているという。(翻訳・編集/岡田)

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