フィリピンのインフラ事業めぐり日中が争奪戦―フィリピン華字紙

Record China    2018年2月23日(金) 7時0分

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22日、フィリピン華字紙のフィリピン商報は「フィリピン国内のインフラ事業をめぐり中国と日本が争奪戦を展開している」と報じた。写真はマニラ。

2018年2月22日、中国メディアの環球網によると、フィリピン華字紙のフィリピン商報は「フィリピン国内のインフラ事業をめぐり中国と日本が争奪戦を展開している」と報じた。

記事によると、フィリピン国家経済開発庁(NEDA)のペルニア長官はこのほど、「中国と日本はフィリピンのインフラ事業への財政支援で互いに競争している」とし「ドゥテルテ大統領のインフラ事業はフィリピンに建設ブームを呼んでいる」と述べた。

ペルニア長官は「中国は借款の金利を2〜3%、日本は0.25〜0.75%としている」とした一方で、「フィリピンは日本と長い間良好な関係を築いてきた。だが唯一の問題はプロジェクトの処理過程が遅れていることだ」と指摘した。

フィリピン財務省が昨年初頭に発表した報告書によると、日本と中国がフィリピンへの投資と開発支援に約束した額は330億ドル(約3兆5400億円)に達している。これはアジアの2つの経済大国が同一の国に投資する金額として最も多いという。(翻訳・編集/柳川)

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