中国の電子商取引、間もなく長期的な冷え込み―英メディア

Record China    2011年12月27日(火) 6時11分

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25日、中国の電子商取引市場は激しい価格・サービス競争と市場の再編にさらされており、今後長期的に冷え込む可能性があると専門家は指摘している。写真は多くの村民がネットショップを開いている江蘇省の東風村。

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2011年12月25日、環球時報によると、英ロイター通信ウェブサイトに21日、「春は終わりを告げ、中国の電子商取引に冬がやってきた」と題した記事が掲載された。

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江蘇省の片田舎、東風村に住む30歳のある男性は、2007年に洗練されたデザインのイケア製家具が気に入り、それを模倣した家具を自分で作ってネットを通じて販売するようになった。他の村人も真似し、それまで畑だった広大な土地は工場へと変わり、1日200件もの注文を受けるようになった。話題を呼んだが、価格競争や電子商取引のコスト上昇から村人たちはその後次々に廃業していってしまった。

中国の電子商取引市場は、個人資本とベンチャーキャピタルから特に注目され、多額の資金流入や市場への参入が比較的容易だったこともあって多くの電子商取引企業が生まれたものの、現在は激しい価格・サービス競争と市場の再編にさらされている。電子商取引市場は熾烈な競争と利潤の低さから、今後長期的に冷え込む可能性があると、専門家は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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