平昌五輪後の羽生結弦、2つの気掛かりなこと―中国メディア

Record China    2018年2月27日(火) 12時10分

拡大

26日、騰訊体育は、平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦について、「大いに気掛かりな点が二つある」と伝えた。写真は羽生結弦。

2018年2月26日、騰訊体育は、平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦について、「大いに気掛かりな点が二つある」と伝えた。

平昌五輪でけがからの見事な復活を果たし、66年ぶりとなる連覇を果たした羽生だが、記事は「彼の前には今、現実的な問題が立ちはだかっている。それは現役を引退するかもしれないということ。羽生はまだ24歳になっていないが、フィギュアスケートという競技の特殊性を考えると、決して若いとは言えない」とした。

その上で「けがを抱えているのならなおさらだ。けがはアスリートにとって天敵。羽生は今大会終了後、再び治療に入る。右足がまだ負担に耐えきれない状態だ。羽生自身、金メダル獲得後に鎮痛剤を服用して出場したことを明かしており、薬を飲まなければまともにジャンプすることはできなかったとのことである」と伝え、けがによる引退の可能性を示唆している。

記事はさらに、ブライアン・オーサーコーチとの関係が、けがの具合とともに大きな悩みの一つになっていると指摘。「羽生とオーサーコーチとの関係は、決して良くない状態が続いている。ソチ五輪後プログラムの構成をめぐって両者の関係が悪化したのは周知の事実であり、今大会終了後に師弟関係を解除するとの情報も出ている」とした。記事によれば、オーサーコーチは先日取材に対して、(自身が指導するスペインの)フェルナンデスは平昌五輪終了後に引退するが、羽生がどのような決定を下すかまだ知り得ていないと語ったという。

記事は「羽生が引退する可能性が残されているのは明らかだ。もしこれで引退となれば、平昌が彼にとって五輪最後の舞台ということになり、北京五輪で彼の姿が見られることを期待していた多くの人たちは、きっと失望することだろう」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携