いよいよ“宿命の日韓戦”、直前のチームの雰囲気は対照的=韓国ネットからは「申し訳ないけど藤沢選手を応援する」の声も

Record China    2018年2月23日(金) 17時40分

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23日、韓国メディアは、本日午後8時5分から始まる平昌五輪カーリング女子準決勝の日韓戦を「宿命のライバルの韓日戦が繰り広げられる」と表現し、両チームの練習雰囲気について伝えた。写真は平昌五輪の公式マスコット。

2018年2月23日、韓国・スポーツ朝鮮は、同日午後8時5分から始まる平昌五輪カーリング女子準決勝の日韓戦を「宿命のライバルの韓日戦が繰り広げられる」と表現し、両チームの練習雰囲気について伝えた。

江陵(カンヌン)カーリングセンターで行われる準決勝では、勝者がスウェーデン英国戦の勝者との決勝戦に、敗者は3位決定戦に臨むこととなる。

記事によると、両チームの決戦に備えた公式練習の雰囲気は全く違うものだという。いずれも定められた公式練習1時間を消化、練習内容に大きな差は見られなかったとされる。しかし、韓国は選手らが試合に集中すべくインタビューを控えており、代わりにキム・ミンジョン監督が日本戦に臨む意欲などを明らかにしたそうだ。韓国スキップ(主将)のキム・ウンジョン選手も「いいプレーをしたいです」と短い一言を残して小走りにミックスゾーンを去ったとのこと。

一方、日本はいつもどおりの明るい雰囲気だったという。選手・監督共にメディアと多くの時間を過ごしており、スキップの藤沢五月選手は韓国人記者とのインタビューで「私たちはかろうじて予選を通過した。 韓国は技術、日本はパワーを備えたチーム。今回の対決は面白くなりそう」と話したという。

今回の対決のカギについて、記事では「両国のスキップが握っている」と伝えている。15日に行なわれた予選では日本が7対5で逆転勝ち。1位で予選を通過した韓国(8勝1敗)は唯一日本に負けていた。当時、藤沢選手は終始笑顔で試合に臨み、そのかわいらしい姿から韓国での認知度も大きく上がった。

キム選手も「眼鏡先輩」というニックネームが生まれるほど人々の関心を集めている。試合では常に深刻な様子で一貫して無表情、笑顔はあまり見られない。

記事では日韓スキップのキャリアについても伝えている。キム選手は高校の友人だったキム・ヨンミ選手に誘われて始め、ちょうど10年が過ぎたという。一方の藤沢選手はカーリング一家に生まれ、父親の影響で6歳で初めてストーンをつかんでおり、キャリアは藤沢選手の方が長いとのこと。

これについて、韓国のネット上では男性ユーザーからのコメントが9割近くを占めている点が興味深い。「韓日戦を意識し過ぎずに、これまで通りに臨んでくれたらいい。チームキム(※キム・チョヒ、キム・ソンヨン、キム・ヨンミ、キム・ギョンエ、キム・ウンジョンと、チーム全員の姓がキム)金メダルに向かってファイト」「人気のない種目だから(国の)支援もしっかり受けられず大変だったことだろう。年金だけでもたくさんもらえるようぜひ金メダルをとってほしい」など韓国チームへの応援メッセージが相次いでいる。

日本に向けても「日本チームと日本国民は今夜ヨンミの沼にはまることだろう」「金メダルはともかく、日本だけには負けたくない」と宣戦布告の声が上がった。

一方で、「顔では日本が圧勝だ、くそっ」「申し訳ないけど藤沢選手を応援する。かわい過ぎるもん」「2チームのどちらかが泣かなきゃならないなんて!負けてもニコっと笑ってほしい。国民は十分に幸せだったから」など日韓で揺れるユーザーもいるようだ。(翻訳・編集/松村)

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