中国に嫁ぐ台湾女性が増加傾向に―台湾

Record China    2011年12月25日(日) 17時37分

拡大

23日、台湾人女性と中国人男性の結婚が増加している。写真は11年3月、中国で挙式した台湾のタレント、バービィー・スーと中国の実業家、ワン・シャオフェイ。

(1 / 4 枚)

2011年12月23日、台湾紙・中国時報によると、台湾人女性と中国人男性の結婚が増加している。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

台湾内政部の統計によると、現在台湾における中国人新婦と中国人新郎の割合は7対3だが、09年と10年の資料を比較すると、中国人新郎(香港、マカオを含む)は21%の増加となっているのに対し、中国人新婦の増加はわずか1%だった。09年は中国人新郎が690人なのに対し、中国人新婦は1万2333人。これが10年には中国人新郎は150人増えて840人、中国人新婦は186人増えて1万2519人となり、中国人男性配偶者の増加率が高いことがわかる。

また、台湾、中国の人口成長率や両者の交流が深まっていることからもこの傾向を辿ることができる。内政部の統計では、10年の15歳以上の台湾独身女性の割合は3割を超えるのに対し、中国の一人っ子政策に加え、男子が家を継ぐという伝統的な問題も加わり、近年20歳から45歳の結婚適齢期の男性が女性よりも1800万人多く、2020年には3000万人に上るとみられている。

台湾と中国は10年に自由貿易協定(FTA)に相当する経済協力枠組協議(ECFA)を締結し、直行便の就航で往来がより便利になり、台湾では若者の7割が中国に行ってみたいと答えている。これは多くの台湾人女性が中国を勉強や就職、旅行などで訪れることにより、中国の男性と知り合い、将来中国に嫁ぐ流れになることを意味する。(翻訳・編集/中原)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携