中国人観光客の消費傾向に変化、こだわり強く要求も細かく―中国メディア

Record China    2018年2月21日(水) 7時50分

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19日、新華網によると、急増する中国人の海外旅行の消費傾向は、年々こだわりが強くなり、要求も細かくなっている。写真は中国人観光客。

2018年2月19日、新華網によると、急増する中国人の海外旅行の消費傾向は、年々こだわりが強くなり、要求も細かくなっている。

中国人の海外旅行と言うと、団体ツアーで有名観光地を訪れ、土産物を「爆買い」するイメージだった。しかし、中国人観光客のこだわりは年々強くなり、消費傾向もより細かくなってきているという。

今年の春節(旧正月)にオーストラリアを訪れた男性は「初めてオーストラリアに来た時は、他人がいいというものはすべて買った。スーツケースを3個買い、中は土産でいっぱいだった。でも、今回は自分が必要なものしか買わない。旅行に記念になるものだけだ」と話す。

中国旅行社の担当者によると「かつて中国人観光客といえば、健康・保健用品を買い、観光地を見て回ることにお金を使っていた。今は留学や遊学、芸術鑑賞や美術品の収集、医療サービスなど消費が文化的な方向に変化している」という。

また、消費の形態も小型化、細分化、精密化している。個人でホテルを予約し、スマートフォンのアプリで観光情報を調べ、数人で行きたい場所だけに行く。日本でも大都市を大人数で回るのではなく、東京から比較的近い箱根や伊豆、富士山を訪れたりするのが人気になってきたという。(翻訳・編集/大宮)

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