金総書記の遺体、永久保存なら年間の維持費は980万円―中国紙

Record China    2011年12月22日(木) 22時25分

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22日、北朝鮮の金正日総書記の遺体は父親の金日成主席と同じように防腐処理を施した上で永久保存される可能性が高いとみられるが、その際の維持費は毎年80万元(約980万円)に上ると推定されている。写真は金日成元主席の母校、吉林省吉林市の毓文中学。

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2011年12月22日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺体は父親の金日成(キム・イルソン)主席と同じように防腐処理を施した上で永久保存される可能性が高いとみられるが、その際の維持費は毎年80万元(約980万円)に上ると推定されている。中国紙・環球時報が伝えた。

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金正日主席の遺体は、防腐処理を施した上で平壌郊外の錦繍山(クムスサン)記念宮殿に安置されている。記事によると、内装は豪華な大理石が敷き詰められ、遺体が安置されている場所に行くまでに、厳しいボディチェックや全身殺菌といった関門を通る必要がある。

当然、撮影機材の持ち込みは禁止。北朝鮮陣は左側、外国人は右側を整列して並ぶ。ホールに置かれた金日成主席の坐像の前では、外国人観光客を含むすべての参観者に30秒間、直立不動の姿勢を取り、同主席への敬意を表すよう案内されている。

遺体の防腐処理は旧ソ連の技術で行われた。現在はロシアで最高の技術を持つ機関が維持・管理を任されているという。それにかかる費用は年間80万元(約980万円)。金総書記の遺体も同様の処理を施す場合、年間の維持費用もやはり同程度になると記事は指摘している。(翻訳・編集/NN)

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