羽生結弦に唯一、勝てる可能性がある選手―中国メディア

Record China    2018年3月27日(火) 12時10分

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24日、網易体育は、羽生結弦を脅かす唯一の選手について伝えた。写真は平昌五輪での羽生。

2018年3月24日、網易体育は「彼だけが羽生と渡り合える」と題する記事を掲載。フィギュアスケートの世界選手権男子シングルで6回の4回転ジャンプを成功させた米国のネイサン・チェンが、北京冬季五輪に向けて羽生結弦を脅かす存在になると伝えた。

記事は「けがで欠場の羽生がチェンの演技を見たかどうかは分からないが、北京五輪までの4年間で、チェンは必ずや羽生を脅かす地位に立つだろう。6回の4回転ジャンプの威力は、実際とても大きい」とした。

続けて、「バンクーバー五輪後、男子シングルは4回転時代に入った。ソチ五輪後には4回転を完璧に飛ぶことが必須条件となった。そして今、チェンが北京五輪に向けたハードルをさらに大きく高めた」とし、「昨シーズンすでに5種類の4回転ジャンプを1回以上跳んでいたチェンは、今シーズンさらにレベルアップした。平昌五輪(フリー)では冬季五輪初となる6回の4回転ジャンプを成功させた。ショートプログラムの失敗で表彰台には立てなかったが、その演技は冬季五輪の歴史の1ページに刻まれた」とこれまでの経緯を振り返った。

そして、今回の世界選手権では「宇野昌磨、金博洋(ジン・ボーヤン)など実力者の4人が続々とミスする中、チェンはフリーで再び6回の4回転ジャンプを決め、48点近い大差をつけて優勝した」と伝えた。

記事は「二つの大きな大会で6回の4回転ジャンプを決めたという結果は、チェンにとって大きな喜びである一方、想定内だったはず。仮に今回、羽生が出場していたとしても、チェンに勝てたかどうかは分からなかった。チェンはジャンプの難度に加え、その完成度も高い。羽生が引き続き男子シングルのリンクを支配するには、4回転ジャンプの難度と回数を増やす他ない。5月でようやく19歳になるチェンは、必ずや北京五輪までの4年間における『大ボス』の1人になる。そして、今後の男子シングルにおける競争を新たな次元へと高めることだろう」とした。(翻訳・編集/川尻

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