金総書記死去に中国ネット界「毛沢東時代を思わせる」=「80後」には金正恩への期待も―米メディア

Record China    2011年12月21日(水) 17時45分

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19日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカは、金正日総書記の急逝が中国のネット界でも大きな話題になったことを伝えた。写真は金総書記死去のニュースを伝える中国紙。

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2011年12月19日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカは、金正日総書記の急逝が中国のネット界でも大きな話題になったことを伝えた。

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号泣する平壌市民の画像を見たネットユーザーたちは「毛沢東が死去したときの光景を思わせる。だが、中国の赤い太陽は再び昇った!北朝鮮の今後は?」と熱い議論を交わしている。

雑誌『新観察』の鄭仲兵(ジョン・ジョンビン)副編集長は「国民は毛沢東を神格化し、忠誠を誓っていた」と語った。金正日と毛沢東の死去には似た面がある。当時も文革により国民は疲弊し、金正日体制で北朝鮮国民は貧困にあえいでいる。

金正恩という「80後」の後継者にも注目が集まっている。北京師範大学の院生は、「サダムもカダフィも数十年間政権を握り続けて問題が起こった。若者に交代することでプラスの作用もあるのではないか」と語った。

サダムもカダフィも金正日も69歳で世を去り、ソ連も69年目に崩壊している。ミニブログには「2018…」という意味深な書き込みが現れた。中国成立69周年にあたる年だ。

ノーベル平和賞受賞の劉暁波(リウ・シャオボー)氏と並び、「天安門の四君子」と呼ばれる周舵(ジョウ・ドゥオ)氏は「中国は2018年も乗り切るだろう」とこれを一笑に付したが、「中国の政治は生きるか死ぬかの闘争の歴史。革命が起これば恐ろしいことになる。国内では民主化が必要だという認識が高まっており、もはや先延ばしにはできない」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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