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人類初、高病原性H7N4鳥インフルの感染を確認―江蘇省

配信日時:2018年2月16日(金) 11時20分
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江蘇省でA型H7N4鳥インフルエンザウイルスの人への感染事例があったことが分かった。同ウイルスの人への感染が確認されたのは世界で初めて。資料写真。

江蘇省で68歳女性がA型H7N4鳥インフルエンザウイルスに感染していたことが分かった。香港政府・衛生署衛生防護センターは14日、中国大陸部に旅行する人に注意を呼び掛けた。香港大学・微生物学科の袁国勇教授は、同ウイルスは高病原性であり感染が常態化する「風土病化」の可能性があるとして懸念を示した。

衛生署衛生防護センターは14日、中国政府の国家衛生計画出産委員会から通報があったとして、江蘇省常州市に住む68歳女性がA型H7N4鳥インフルエンザウイルスに感染していたことが分かったと発表した。同女性は12月25日に発症し、1月1日に入院。同月22日には退院したという。

女性は発症前に家禽(かきん)類と接触していた。家族など女性と密接に接触した人の発症はなかった。

香港メディアの明報新聞網は15日、香港大学の袁教授はH7N4ウイルス感染症が常態化する「風土病化」するとの懸念を示したと伝えた。

袁教授はH7N4について、1997年にオーストラリアで動物への感染が確認された高病原性のウイルスで、これまで人への感染は確認されていなかったと説明。同ウイルスのデータは少なく、感染経路などは分かっていないという。

袁教授によると、中国大陸部では家畜に対してA型H5N1鳥インフルエンザウイルスのワクチンを長く使った。その後、H7N9ウイルスが出現した。ワクチンを多く使い続ければ、ウイルスは生き残りのため遺伝子の組み合わせを変化させ、「人類の知恵」をもってしても、追い付くことはできなくなるという。

香港・衛生署衛生防護センターは、中国大陸部などに旅行する市民は、生きた家禽類を扱う市場や農場を訪れることを避けるなど、十分に注意するよう呼び掛けた。

中国など中華圏では春節(旧正月、2018年は2月16日)の前後の期間、多くの人が帰省や観光を目的に旅行をする。病原体に感染した人がいれば、列車や長距離バス、航空機などの交通機関で多くの人と狭い空間内で過ごし、行き先でも多くの人と接触することになる。そのため、感染症の拡大リスクが高まる時期だ。(翻訳・編集/如月隼人

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