中国で「仏系青年」が増加中、由来は日本の「仏男子」だが実態は…―華字メディア

Record China    2018年2月19日(月) 0時50分

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14日、日本新華僑報網によると、「仏系青年」という言葉が中国で流行している。この仏系青年は、日本の「仏男子」に由来する言葉だという。写真は大仏。

2018年2月14日、日本新華僑報網によると、「仏系青年」という言葉が中国で流行している。この仏系青年は、日本の「仏男子(ブッダンシ)」に由来する言葉だという。

仏男子をめぐっては、女性ファッション誌「non−no」が2014年3月号に「イマドキ仏男子を攻略せよ」というバレンタイン企画の特集記事を掲載している。仏男子は「草食系男子」に比べ積極的で、恋愛よりも自分一人の時間を大切にしたいと考える傾向がよりいっそう強いとされる。

日本で草食系男子が生まれたのは、90年代のバブル崩壊後の長い経済低迷期。恋愛に消極的なだけでなく、社会に幻滅し、向上心に乏しく、仕事は生活する上で必要なだけでそれ以上の価値を見いださない。ニートで生活できるならそれでもいいとまで考える。

仏男子は、外見や性格は普通なのに、仏(ブッダ)並みにガツガツ感を持たないのが特徴。それでも草食系男子に比べるとまだ生活と仕事のバランスがとれているというが、中国の仏系青年は、「仏」の文字が入ってはいるものの、実態は草食系男子に近いという。

仏系青年のライフスタイルや、メーンストリームに否定的なサブカルチャーが中国の若い世代に徐々に浸透し、社会のさまざまな面にまで影響を与えつつあると、記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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