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中国の春節、30億人の民族大移動、海外旅行には650万人超、帰省せず宅配で食事、過ごし方に変化も

配信日時:2018年2月17日(土) 1時50分
中国の春節、30億人の民族大移動、海外旅行には650万人超
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春節(旧正月)を迎えた中国。帰省などで約30億人が民族大移動するとみられ、海外旅行客は過去最多の650万人に達する見込みだ。一方で帰省せずに食事も宅配で済ませるなど、春節の過ごし方も変化しつつある。写真は旧正月の飾り付けがされた中国のスーパー。
2018年2月16日、16日は中国では1年の中で誰もが待ち望む春節(旧正月)。今年は帰省などで約29億8000万人が民族大移動するとみられている。海外旅行へ出掛ける人は650万人に達し、過去最多を更新する見込みだ。一方で帰省せずに食事も宅配で済ませるなど、春節の過ごし方も変化しつつある。

春節を控え、今年は2月1日から期間中の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送態勢「春運」がスタート。3月12日までの40日間にわたり、約29億8000万人が大移動するとみられる。

中国メディアによると、春運期間中に鉄道を利用する人は前年比8.8%増の延べ3億9千人になる見通し。通常なら1日当たり運行する列車本数は3819本だが、期間中は春節前に1152本、春節明けに1330本を増発する。このため、中国鉄路総公司など交通関連当局は勤務時間を延長し、期間中の安全運行に取り組んでいる。

海外旅行も相変わらず。中国観光研究院と旅行予約サイト・携程旅行網(シートリップ)がこのほど共同で発表した報告書「2018年春節海外旅行情勢予測」によると、今年の春節の長期連休期間に海外旅行へ出掛ける人は延べ650万人に上り、過去最多を更新する勢いだ。

中国人観光客に人気が高いのはタイや日本、シンガポール、ベトナム、インドネシア、米国、マレーシアなど。タイには避寒目的、日本には雪景色を見に行くのが定番となっている。人気旅行先だった韓国は在韓米軍への高高度迎撃ミサイル(THAAD)配備でランクを下げ、火山噴火の影響でバリ島の人気もやや低下している。

中国国内では、今年の春節も昨年に引き続き三亜、北京、アモイがトップ3。広州と昆明がその後に続き、上海、ハルビン、桂林なども大勢の観光客を引きつけている。

こうした中、中国国営新華社通信は「最も重要なイベント『帰省』にも変化が生じ始めている」と報じた。春節を目前に控え、各レストランの年夜飯(大みそかの夜に家族で食べるごちそう)の予約は早い時期に埋まっており、デリバリーサービスが普及するにつれ、年夜飯の宅配も人気になっている。デリバリープラットフォームの統計では、大みそかの日も中国料理、西洋料理、軽食、デザート、火鍋、フルーツ・野菜などの飲食店の約3割がデリバリーサービスを提供しているという。

「春節特需」に狙いを定め、各大手ネット通販プラットフォームは大々的に販売促進キャンペーンを展開。街に出ずにネットショッピングを楽しむ傾向も目立っている。一方で記事は「どんなに大きな変化が起きようとも、お正月の最も大きな意義『家族だんらん』が変わることはない」と指摘。「過ごし方は変わっても、中国人にとって、春節は永遠に家族と一緒に過ごす祝祭日」と強調している。(編集/日向)
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