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16日、中国国家博物館で新疆ウイグル自治区文化庁と新疆博物館が共同開催する「新疆古代服飾展」が開幕した。
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2011年12月16日、北京市の中国国家博物館で新疆ウイグル自治区文化庁と新疆博物館が共同開催する「新疆古代服飾展」が開幕した。中国新聞社が伝えた。
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今回、10年余りをかけて集められた、新疆ウイグルのシルクロード周辺で考古文物として発掘された布製の珍品が展示される。90点あまりのウイグルの古代服飾史上、希少な文物が数千年の歴史からめざめる。
新疆ウイグル自治区では、その独特な自然条件により、大量の有機質の古代文物がほぼ完全な姿で保存されている。中には絹、木綿、毛、麻織物に代表される古代の服装もあり、中国の悠久の服飾文化史に咲いた美しい花を観賞できることとなった。この地は東西文化が交流する地域だったことから、デザイン、加工技術なども独自の発展を遂げており、一見の価値がある。今回は、先秦、漢晋、隋唐五代、宋元、明清と時代で5つのプロットに分け、先秦時代から清代までの4000年近い新疆の古代服飾文化を俯瞰できる構成となっている。
中国国家博物館の黄振春(ホアン・ジェンチュン)副館長は、「今回の展示は、新疆の古代服飾文化の一端を通して、東西文明が新疆で交流し、融合し、発展した輝かしい歴史を振り返ることができる試みだ」と推薦の言葉を寄せている。(翻訳・編集/渡邊英子)
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